2007年5月31日木曜日

SEO会社の悲哀

sozonって会社ご存知ですか?

SEOなどのオンラインマーケティング会社さんなんですが

そこで販売していた、「searchpro」というSEOツールがあります。

検索順位のチェックツールで、
バリューコマースアフィリエイトを利用したりして
拡販を進めていたようですが

先日、販売停止となってしまったそうです。

■理由
「Google社 が SOAP Search API の提供を停止したため」

か、悲しい・・・

SEO系のソリューションを提供する会社さんは
やはりそのサービスの根本を各検索エンジンに頼っている部分があります。

ツールだと特に各検索エンジンのAPIを利用していたりで
検索エンジン側の対応次第で
大幅な修正や、sozonさんのようにサービス停止とせざるを得ない状況なんですよね。


私も、SEOとまではいかないですが
ウェブコンサルティングのようなことをやっていますので
sozonさんのツール販売停止のお知らせは
結構衝撃的でした。

今は検索会社さんと連携したり、検索エンジンを利用したビジネスが日々増加していっていますが
1つのシステムなどに頼り切ったサービスというのは
非常にリスキーなものですね。


あらかじめ、不足の事態を想定して
リスクを分散できるようなサービスを探る必要があると思います。

検索エンジンは日々進化していきます。

このまま進化していくならば
SEO対策なんてものがまったく必要の無いシステムになることも
容易に想像できますから

新しい情報をすばやく入手して、新しいサービス、世界の流れに乗っていける体制を常に維持していく必要があると思います。

そういえば 昔Yahoo!がCNETのセミナーで
だんだんと一般的なサーチから、
プライベート情報を元にした個人向けのサーチへと
移行していくようなことを言っていました。

Yahoo!もGoogleも、IDを必要とするサービスが増えてきていることを考えれば

一般的にキーワードと関連する情報を表示する検索エンジンよりも
その人の特性に合わせて表示する情報が変わるパーソナルサーチのほうが
ユーザーにとっても利便性が高いといえます。

そうなったとき、果たしてSEOが通用する世界になっているのか・・・

コワイコワイ

2007年4月9日月曜日

最近のAdwords



最近

ちょっとアドセンスの表示がかっこよくなった気がしません?

文字の感じとか、文字の囲み具合とか変わった気がします。


このフォント

IE7から採用されているFONTを意識してそうですよね

Googleは抜かりないなぁ


細かい部分にも、ユーザーの心を掴む工夫を欠かさないのはさすがですよね。

2007年3月15日木曜日

SEM関連のニュース検索といえば・・・

やっぱり一番有名なところでは

SEMリサーチ
http://www.sem-r.com/

でしょうか

私も日々更新をチェックしています。

今日は、こんな記事を見つけました。

■VRI、goo、マイクロソフト、Yahoo! JAPAN、
インターネット広告の視認効果に関する基準値の作成に着手
http://help.goo.ne.jp/info/detail/940/


バナー広告等配信の大手3社がビデオリサーチインタラクティブ社と共に

ネット広告の新しい基準値を作成するというニュース。


現在のネット広告の基準といえば

CTR(クリック率)

CVR(コンバージョンレート:獲得率)

CPA(獲得単価)

などが指標となっています。


これらの効果は、ユーザーがなんらかのアクションを起こした場合にのみ
効果として現れるため

Yahoo!などのメディア側にとっても、広告を販売している代理店にとっても

実際には厳しい指標といえます。


今回考えられている新基準の内容としては

「広告の視認による認知効果」

とされています。


TVCMや新聞広告等の一般マスメディアにおいては、効果測定という指標がほとんど無いため
認知効果がメインの指標となりますが

インターネット広告は効果測定をウリにしてきた経緯もあり、認知効果についてはあまり触れられてきませんでしたので広告主の側からも新しい指標となると思います。


ただ、「認知効果」というのは非常に曖昧で

一般人の中からある程度の人数のモニターを選び
参考データを作成する形式であったりするため

結果の正確性は完璧なものではありません。


また、広告主の側からしても

目的としては「会員獲得」や「商品の販売」、「申込み」であるため
従来通りの効果指標が重要となります。


■この指標の目的を考察

①ナショナルクライアントの獲得

②新指標による販売促進

かなと思います。

①は、まだネット広告に本格的に手を出していない
ナショナルクライアントといわれる大企業は
主に広告としてマスメディアを使用してきました。

一般のマスメディアは、認知効果を指標としていますので
ネット広告業界も指標を揃えることでナショナルクライアントに対して
認知効果の面からの提案が可能となると思われます。


②は、今までネット広告で使用されてきた
ユーザーがアクションを起こしてきた場合のみ測定される効果指標のみだと
効果の良し悪しがはっきりと分かってしまうため

広告出稿に結びついても数ヶ月で効果悪しとして取りやめてしまうことが多々あると思います。

そこで、認知効果を指標とすれば
クリック率が悪い・獲得単価が悪いといわれる広告枠や
今まで出稿を見合わせていた広告主さん
に対して新しい提案が可能となります。


■3社共同という形態

上で説明したとおり、新しい指標を作成することは
業界全体としても利益が期待されます。

更に

・大手メディア3社が共同して策定することで
 指標の価値が重くなる

・競合となるメディアが共同することで
 指標の不正な作成、計測を防ぐ

というメリットから、3社+VRIが共同して
作成することとなったのかなと思います。


市場が伸び悩むなら、新指標で
新しく効果を売り出す


なかなか良い作戦かなと思います。

2007年3月12日月曜日

ヤフー、My Yahoo新スタートページのベータテスト開始


ヤフー、My Yahoo新スタートページのベータテスト開始

CNETのニュースで見つけました。

ヤフーもパーソナライズド部分を強化していくみたいですね。

私は、Googleをメインで利用しています。

アカウントをもっていれば、パーソナライズドホームで大量に用意されているモジュールを

ドラッグ&ドロップで簡単に配置できて便利です。


ヤフーは前からMy Yahoo!でユーザーの取り込みを狙っていましたが

今のところ成功とはいえなさそうな感じです。

ヤフーを使う時にはやはり通常のトップページを使う人が多いと思います。

GoogleとYahoo!の違いとしては、自社コンテンツの有無だと思うんですが


Googleの場合、自社コンテンツ(有料)が無いので、
ユーザーに無理にコンテンツを見せる必要が無く

一般ユーザー等が作成したモジュールを豊富に用意することが可能で
本当の意味で自分専用のGoogleホームページが作成できますよね


一方のヤフーは、自社コンテンツにどうしても誘導しなければならないため
今のMy Yahoo!は、ヤフーのコンテンツが最初から多く配置されていて
カスタマイズするのがちょっと面倒なんですよね

同じ検索というシステムをメインにしながらも、収益のモデルが大幅に異なるため
同じようなサービスでも、それぞれの特色が出て違うものになる。
結構面白い違いだと思います。

検索の2大巨頭の違いに注目していきましょう。

違いといえば、その利用者数

・日本ではヤフーが圧倒的No.1

・アメリカではGoogleがNo.1でヤフーは苦戦中

日本人は、トップページで色々な情報が得られる、サービスを利用できるのが好みなんでしょうね。

日本でのGoogleなんですが、ヤフーには劣るもののその検索システムを複数のポータルに提供しているので、実際はそこまでヤフーに差をつけられている感じではありません。

Googleの視点では検索数が一番でなくても、

アドセンスを表示する様々なサイトに、他の検索エンジンからアクセスされるから問題無いという感じらしいです。


Googleに負けないように、自社の利益を出すように と他の検索エンジンががんばるほど
Googleの広告にユーザーが触れる機会が増える。

うまいなぁ・・・

他社のがんばりも、最終的には自分の利益

と考えられることと、本当にそういうシステムを作れているところが、
Googleのすごさですよね

ビジネスプランを考える参考になりますよねぇ

2007年2月21日水曜日

はじめてのバイト体験

バイト体験談デビュー編
ジョブデパのバイト体験談コンテストというのがあったので
参加してみます。

以下の内容は、私の初めてのアルバイト体験です。
思えば今のように会社で仕事をし、独立を考えビジネスプランを探る。

その原点は、高校1年生の時にはじめたアルバイトでした。

そのときには気づかなかったものの
初めて自分の行動とその結果が社会的に評価されることを体験し
他人へのサービスの対価を得た瞬間でした。


初めてのアルバイトは、みなさんが知っている有名ハンバーガーショップでした。

高校1年生の夏休み

あまった時間に仕事をして、お金を稼いでみようと応募しすぐに仕事に入りました。

時間帯は早朝。

AM8:00には職場につき、タイムカードを押して厨房へ

家で料理をすることは多かったのですが

完全にマニュアル化された作業内容は、普段の料理とは全く異なるものと感じました。

初めて聞く専門用語、独特の挨拶方法、業務用の鉄板。

全てがはじめてで何もかもが手につきませんでした。



作る料理の種類は、朝専用メニュー。

特に難しかったのがパンケーキで

業務用の広い鉄板を、油を染み込ませた布で油を広げ

パンケーキの元となる液体を適度な大きさに広がるまで流し込む・・・


綺麗な円にすることができずに、何度も失敗しました。


段々と作れるメニューも増え、メニューの作成よりも自分の手際の悪さに悩みだしていたころ

事件は起きました


複数のメニューを同時進行で進めていたとき

あるポテトメニューでタイマーを押し忘れる大失敗。

マネージャーの怒号にしょんぼりしながら

苦手のパンケーキの注文。

へこんでいたってお客さんは待ってくれないと思い、ミスを帳消しにすべく

焦って業務用の鉄板へ

いつも通り油の染み込んだ布を鉄板へ走らせる


手前から奥
(よいしょ)

横へスライドしてから
(ススッ)

奥から手前へ
(今回は綺麗なパンケーキを作るぞ・・・)


っと、あれ・・・



鉄板の奥に白いものが見えるな

布?

油の布?



アヅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



奥から手前に油を塗るときに、布をつかみきれず
自分の手だけを鉄板に押し付けていました・・・


そのまま病院へ直行

結局その夏休み中には火傷がひどかったせいでバイトがほとんどできず

学校が始まってからは忙しくなって辞めてしまいました。


初めてのアルバイトで稼げた金額はほんのわずか

その金額と引き換えに、高校1年生の夏休みのほとんどが
火傷の治療に終わらせるという、最悪の夏休みでした・・・


マネージャーと自分が病院行った後、お店がお客様に対応しきれたのかどうか

今思うとすごい迷惑をかけてしまったなぁと思います。


若い自分の痛い思い出ですが、その後のバイトでは
慎重な仕事で褒められるようになりました。
(厨房仕事は避けて、全てホールの仕事でしたが・・・)

痛みと引き換えに大きな教訓を学んだのかなぁ


この記事は、ジョブデパ協賛のブログ記事コンテストにエントリー中です。


あなたの探している希望の仕事がきっと見つかるジョブデパ
あなたの探している希望の仕事がきっと見つかるジョブデパ


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2007年2月20日火曜日

CMを作ってみたい そんな興味がお金になる日

CMつくってみない?


そんなメッセージで紹介されているサービスがあります。



filmo
http://filmo.tv/index.html?af=0005

サービス内容は、企業からのCM作成依頼に対して

ユーザーがCM動画を作成、公開(ブログなど)することで報酬が得られるというもの。

このサービスの内容を次の2つの視点から考察してみたいと思います。


1.ユーザー視点



一般のユーザーがこのようなサービスを利用する場合
主に報酬を目的としています。

よってあまり報酬の得にくい内容に対しては、

あまりユーザーが集まらない傾向にあると思われます。

そして、今回のサービスはCM動画作成という一般的には敷居の高い内容ですあるため

多くの類似サービスを利用するユーザーは敬遠してしまう可能性があります。



しかしながら、このサービスのキモは

敷居の高い制作事項
順位決定による高額報酬の可能性

にあるのではないでしょうか。



1位と2位には高額の報酬があり、受賞結果が公開されます。

ということは、

・本格的にクリエイティブを学んでいる人

・動画作成に興味のある人

にとっては、

■将来携わる仕事と同じように
「企業からの要望に応える動画作成」
を体験できる。

■その内容の評価が得られる

ということから

「報酬の得られる動画作成コンテスト」として活用できるため

上記のようなユーザーの食いつきは非常に良いのではないでしょうか。



2.企業視点



CMの作成を依頼する企業の側からみると

上記のように

・本格的にクリエイティブを学んでいる人

・動画作成に興味のある人

が評価を得るべくCM動画を作成するため

クオリティの高い作品が作成されることが期待できます。

著作権がどのようになるのかは分かりませんが

1位となった作品を、他の広告に使用するなどして

より良いクリエイティブを手に入れられるのではないでしょうか。


以上より、このサービス個人的に注目です。

ユーザー・企業がwin-winの関係で結ばれるサービスは、

成功すると思います。




CM作成も面白そうですもんね

私ならやっぱり 自由にクリエイティブを作れる企業が良いなぁ

あまりブランドコンセプトが硬くない企業であれば、自由に作成できるので

100円均一ショップとか、格安の量販店とかのCMをオシャレに作成して

ブランドイメージをそのCM動画で作ってしまうような(ユニクロみたいな)

そんなCMを作ってみたいですね。


今回のサービスは、コンテスト形式である点が大事かなと思いました

今までの報酬形式のみのサービスでは得られにくかった、

クオリティの高い作品の出現が期待でき、その後の活用に結びつく点は

企業にとって非常にメリットですよね。


win-winを考えてビジネスモデルを作る大事さを再認識です。

2007-2-20 初めてのニュース調査

はじめまして

毎日のニュースから新しいビジネス、ビジネスアイディアを

考察していくブログを開設しました。


まず第一回のテーマは

ニュース自体を探す



をテーマにしていきます。